立川仮面女子という落語家
知り合いの落語家に、立川仮面女子という名前の人がいる。落語家になろうと師匠に弟子入りした際に、師匠が命名権をヤフーオークションに出品してしまい、それをアイドルグループ「仮面女子」さんの運営の方が落札して「立川 仮面女子」という名前になったという不可思議な経歴を持つ方だ。ちなみに落札額は25万1000円だったらしい。
この立川仮面女子という方とはオニクナという団体でイベントを一緒にやっているのだが、ちょっと変なところがある。
かなり前に終電を逃して立川さんの自宅に泊めていただいた際、立川さんは夜中に起き上がって、一人で壁に向かって喋り始めた。その頃は落語家として弟子入りをする前だったので、落語の練習をしているわけでもない。一体どうしたのだろうと思って話しかけてみると、「大丈夫、大丈夫、気にしないで」と言っていた。いやうるさくて眠れねえんだよと思った。
翌朝になって「昨日の夜、ひとりで何喋ってたんですか」と聞いてみると、立川さんは「ああ、それたぶん寝言だと思う」と返してきた。寝言の範疇を超えているだろうと思った。
詳しく聞いてみるとこの人は夢遊病のケがあるらしく、毎晩気づかないうちに起き上がって一人で話しているのだという。早くよくなってほしい。
立川さんはとてもポンコツで、よくいろんなミスをする。一番多いのが寝坊で、朝起きられないらしい。これまで立川さんは、異常にうるさい目覚まし時計を大量に買うなど、寝坊のありとあらゆる対策を講じてきたのだが、大した効き目はなかったそうだ。そこで最近の立川さんが新たな策として考案したのが、ドラマなどで犯人が包囲された時に使われるような強烈なライトを、起床時間になると自動でつくような仕掛けにしておくというめちゃめちゃ馬鹿みたいな作戦だ。ちなみに彼はこの作戦をやっていると言っていた翌日に打ち合わせに寝坊して遅刻しているので、効き目は全く無い。
ポンコツつながりで言うと、さきほど立川さんがラジオに出演されるとのことで告知のツイートをしていたのだが、それがこのようなものになっていた。
一体どうやったらこんなポンコツなツイートになるのか不思議で仕方がない。
写真が逆さまになっているのは、絶対に気づくだろうと思う。というか普通に使ってたら絶対に逆さまにはならないはずなので、恐怖さえ感じる。途中で文字化けする意味も、よく分からない。考えたら負けなのかもしれない。
ツイートのリンク先を見ると、
こんなページになっており、ラジオを聴きたい人が何をすればいいのか全く分からなかった。
おわり。