ペプチ

コント等をしています。(Twitter: @pepuchi_yan)

槙田紗子さんとのあれこれ考えすぎる会

3月7日に槙田紗子さんをゲストにお迎えして七回目くらいの「あれこれ考えすぎる会」というイベントをした。
僕が所属しているオニクナという団体が開催しているイベントで、全部パワーポイントを使って進めるというものだ。

イベントの構成は、おおまかに、
①僕たちが槙田紗子さんについて考えすぎるコーナー
②僕たちが普段考えすぎていることを発表するコーナー
③パワーポイントを使った落語のコーナー
槙田紗子さんの女子力について考えすぎるコーナー
槙田紗子さんが普段考えすぎていることを発表するコーナー
というものだった。

①は、僕が考えるより神に考えすぎてもらったほうがいいと思ったので、占い師の方に槙田紗子さんを占ってもらってきた。
f:id:pepuchi:20160309231206j:image
勝手に宣材写真をプリントアウトして勝手に占ってもらってきたので引かれるかと思ったが、「占い大好きなんです」と喜んでくださっていた。僕を「キモい」だのなんだのとディスっていた他のオニクナの者たちと違って、心のきれいな方なのだと確信した。あと、中学時代に僕をパシリとして扱っていたヤンキーたちとも違って心のお優しい方なのだと確信した。
占いはめっちゃ当たっていたらしいので、槙田さんは「私もここに行って占ってもらいたい」みたいなことをおっしゃっていたが、同じことを言われるだけなのでおすすめはしなかった。

②は、バレンタインデーとホワイトデーについて発表した。まず、オニクナの薬用さんというクソ真面目サラリーマンが、バレンタインデーに告白する女子がいかにビジネス的になっていないかを力説していた。薬用さん的には、告白の最初の一言は「お忙しいところ失礼いたします」が大原則らしい。資本主義が生み出した悲しきモンスターだなと思った。
僕は、バレンタインデーにチョコレートをもらえた前提で話が進んでしまっているホワイトデーがとても屈辱的だなと思ったので、ホワイトデーに浮き足立っている全てを葬り去ろうみたいなことを発表した。自分でも何を話しているのか途中からわからなくなっていた。

③は、オニクナの立川仮面女子という落語家が、パワーポイントを使って落語をするという、それはどうなんだというコーナーだった。「饅頭こわい」という落語をやっていた。めっちゃ面白かった。ただ途中、立川仮面女子さんのパワポ操作技術がひどすぎて、ボケが書いてあるスライドを先に出してしまっていたりした。立川仮面女子さんはそのあとスライドを戻して、気を取り直してそのボケを言い直していた。客席は案の定のリアクションだった。
とはいえ面白かったし、普通の落語も観に来てくださいと言っていたので、今度観に行かせていただきたい。

④は、打ち合わせの時に槙田さんが「女子力がない」とおっしゃっていたので、槙田紗子さんの女子力について考えすぎようというコーナーが行われた。事前に回答していただいたアンケートの結果を発表するという形式だった。
休日の過ごし方が「起床→食べる→ゴロゴロ→食べる→ゴロゴロ→チャリ乗る→ゴロゴロ→犬の散歩→食べる→ゴロゴロ→寝る」であったり、得意料理が「カップラーメン」であったりなど、たしかに女子力があれだなと思った。ただ僕はいわゆる「女子力の高い」女性がとても怖いので、女子力があれなことは個人的にはいいことなのではないかと思った。少なくとも、中学時代に僕を気持ち悪がっていた女性たちとは違って、僕を人間として扱ってくださっていたので、槙田さんは心の澄んだ方なのだと思った。
最後の質問で、「友達から童話の本をもらいました。そのストーリーをざっくり教えてください。」というものがあり、これが実は心理テストで、回答は槙田さんご自身の人生を表すらしいのだが、槙田さんの回答が「イジメられている男の子に妖怪の友だちが出来て強くなる話」という妙なものだった。心理テストが信用ならないか、槙田さんの半生が妙であるかのどちらかなんだろうと思った。

⑤では、槙田さんが普段考えすぎている「中二病」についてプレゼンをして下さった。とてもおもしろかった。
f:id:pepuchi:20160309232051j:image

槙田さんご自身が中二病だったそうで、中二病時代の写真も会場限定で公開されていた。
槙田さんは結論として「中二病は恥ずかしくない」ということがおっしゃりたかったようで、プレゼンの最後には客席含め全員で「中二病万歳!!」と合唱した。怪しいセミナーみたいだなと思った。

何はともあれ、無事に開催できてなによりです。
槙田さん、この度は大変お世話になりました。
そして何より、ご来場頂いたお客さま、ありがとうございました。

f:id:pepuchi:20160309231646j:image
今後ともオニクナをどうぞよろしくお願いいたします。